おはようございます。柔道整復師の福谷です。
今回はスパーリングテスト!
スパーリングと言ってもボクシングとは関係ありません。
スパーリングテストは首の神経根障害を調べる神経学的テストです。
頚椎の骨は7つあり、その後ろを走る脊髄から枝分かれして腕の方に向かう神経が椎体と椎体間の椎間板の部分に伸びた末梢神経を神経根といい、この神経根に異常があるかを確認するテストのことを言います!!
このテストは徒手検査法といって、機械を使わないテスト法になります。
方法は、患者様に天井を見上げるようにしてもらい、頭を後ろに倒した状態で、そのまま右や左に傾け、上から押さえつけます。こうして、神経根の出口を狭めることで、肩・腕・手なんかにしびれや痛みがあるかどうかを確確認します。神経根に障害がある場合は神経根の支配領域に痛みや、腫れる感じがしてきます。
検査結果は、患者様が痛みやしびれを訴えたかどうかが、陽性・陰性で記載されます。反応があれば陽性、なければ陰性となります。
ただしこのテストでは確実に症状がわかるというものではないので、他にもお身体の状態を見ていく必要があるので、痺れや感覚に異常がある場合はいつでもご相談ください!