スタッフブログ

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急性疼痛性頚部拘縮

平尾

皆さんこんにちは。寝違え3日目、鍼灸師の平尾です。

今回はこの寝違えについてお話しようと思います。

寝違えを小難しい名前で、急性疼痛性頚部拘縮といいますが、この正体は軽い肉離れです。

長時間にわたって首がおかしな方向に曲がったままになっていると、首の筋肉が部分的な阻血状態になり、筋肉も凝り固まりやすくなります。

そのような状態で起床時に急に首を動かすと、寝違えが発生するのです。

例えば運動をするとき、ストレッチをせずにいきなり激しい運動をしたら筋肉を傷めてしまうのと同じで、

睡眠中に凝り固まった筋肉をいきなり動かすと、軽度の肉離れが起きるのです。

つまり寝ているときに生じるわけではなく、原因自体は睡眠中に作られますが、寝違えの炎症が発生するのは起床時なのです。

起きて、寝違えた!と思ったら、とにかく楽な位置から動かさずにいることです。

消炎鎮痛成分が入っている冷湿布を貼るのもおすすめですが、長時間貼るのは避けてください。

目安は1時間程度です。

また痛みや違和感をなんとかしようとあちこちに首を動かしてストレッチしてみたり、痛い部分を揉んだりするのもNGです。

寝違えは怪我、炎症なので逆効果になります。(もちろん温め行為も炎症を余計に悪化させるので要注意です)

冷やすべき時期と温めるべき時期がありますのでまた次回詳しくお話しします。

 

 

 

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